Chapter2. 汝の時間を知れ
p46~p56
時間は普遍的な制約である
- 借りたり、買ったりできない
- 供給量が変わらない
- 他のものに代替できない
成果を上げる人と「時間」
- 成果を上げる人は時間からスタートする
- 成果を上げる人は時間に対する愛情ある配慮がある
- 記録、整理、まとめる、自分の時間をどのように使っているかを知ることが大事
エグゼクティブは「話し合い」に時間をとる
-
エグゼクティブから知的労働者への指示
- 何のために、何をするのか等を理解させる。情報を与え、対話、指導が必要
- 話し合いには中断のないまとまった時間が必要
- 組織が大きいほど、さらに多くの時間をとる
- 人事の決定も同じ
時間への欲求は今後も増大している
- 肉体労働が単純化されれば、その分知的労働が増える
- 高い生活水準は想像と変革する経済が前提だが、創造と変革には膨大な時間が必要とされているており時間不足は悪化している
p57~
時間の使い方を記録し、整理し、まとめる
質問
p57~ 非生産的な活動を見つけ排除する3つの方法のうち、2つ目について
他人にも自分のやるべきことがあるのでは?
→エグゼクティブが非エグゼクティブに仕事を渡すということ?
p78~
Chapter3. どのような貢献ができるか
貢献へのコミットメント
- 成果をあげるには、自らができる貢献を考えなければならない
- 貢献に焦点を合わせ、成果を責任を持つことが大事
- これにより、組織全体、外の世界、自らのスキルや部門と組織全体の目的との関係に目がいくようになる。
なすべき貢献
社会は変化していくので、今まで成功した方法のままでは失敗する。
貢献すべき成果も変化するが、3つの相対的な重要度も変化する
専門家に成果をあげさせるには
- 今日組織で働くものは皆何かしらの専門家である
- 専門家のアウトプット(アイデア、情報、コンセプト)は他の専門家のインプットとなる
- 何を知り、何を理解し、アウトプットを誰に利用してもらうのかを考えさせる。
- 1 人 1 人が貢献に責任が持つには、自分のアウトプットの有用性に関心を持つ必要がある。
- 組織全体に目を向けることで、他の人が何を必要とし、何を見、何を理解しているのかを知ることができる。またそれを聞くことができる。
- 自らの貢献に責任を持つ者は、専門分野を真の全体に関連付け、位置付けることができる(→ ゼネラリスト)
良い人間関係とは
会議の成果を上げる
- 会議についても貢献に焦点を当てること
- 成果を上げるためには何を目的とした会議、報告書なのかを知ること
- 目的について明らかにしなければならない
貢献に焦点を合わせるとは
- 貢献に焦点を合わせるとは、成果をあげることに焦点を合わせること。
- 意味のあるものと、雑音との識別である。
- 原則を知り、強みを活かしてチームを形成する。
- 成果が存在する組織の外部
気付き
他人の時間まで浪費していることがある。その発見として
「あなたの仕事に貢献せず、ただ時間を浪費させるようなことを私は何かしているか?」
と聞く
まとまった時間をとれていない。
→その考えがなかった。
p93 貢献のためのコミュニケーション
仕事において貢献する者は、部下達が貢献すべきことを要求する。
「組織、および上司である私は、あなたに対しどのような貢献の責任を期待すべきか」
「あなたに期待すべきことは何か」
「あなたの知識や能力を最もよく活用できる道は何か」
を聞く。
これによってはじめてコミュニケーションが可能になる。
時間管理でも「聞く」ことの重要性が挙げられていた。
成果を上げるためにコミュニケーションが重要なのは頭ではわかっていたつもりだが、
「成果をあげるため」に必要なコミュニケーションをとることが大事。